TALK ABOUT “Wismettac”|#01

長年築き上げてきたコアソリューション

アジア⾷グローバル事業×アグリ事業×アメニティ&⼩売事業

 世界と日本の、“食”の壁を越える。

TALK ABOUT “Wismettac”|#01

長年築き上げてきたコアソリューション

アジア⾷グローバル事業×アグリ事業×
アメニティ&⼩売事業

世界と日本の、
“食”の壁を越える。

Wismettacグループを支える3つの事業領域「アジア⾷グローバル事業」「アグリ事業」「アメニティ&⼩売事業」。
長年の歴史で培った事業アセットやグローバルのネットワークを駆使し、社会やマーケットのニーズを捉えて進化を続けています。
ソリューションの歴史や戦略、社会を取り巻く環境の変化に対する洞察、
そして今後のビジョンについて語ってもらいました。

ASIAN FOOD
GLOBAL BUSINESS

福井 哲男

アジア食グローバル事業
福井 哲男 / Tetsuo Fukui
2010年キャリア入社
Wismettacフーズ株式会社
執行役員

AGRICULTURAL
BUSINESS

渡邉 光章

アグリ事業
渡邉 光章 / Mitsuaki Watanabe
1996年新卒入社
Wismettacフーズ株式会社
取締役

AMENITIES & RETAIL
BUSINESS

アメニティ&小売事業
玉津 雅人 / Masato Tamatsu
2000年キャリア入社
Wismettacフーズ株式会社
執行役員

※所属・掲載内容などは取材当時のものです

CHAPTER 01

グローバルに“食”のネットワークを構築する稀有な存在。

- Wismettacグループが展開するソリューションについて教えてください。

福井 1912年に創業して以来、100年以上の歴史を持つ当社ですが、その中でもコアビジネスの一つとして位置付けられるのがアジア食グローバル事業です。日本食をはじめとするアジア食品・食材を北米や欧州、豪州、アジアを中心に展開する卸事業と、世界各地へ輸出する事業を行っています。アジア食文化の世界的な普及に寄与していると自負しています。私たちは貿易会社が出自の食品商社なので、メーカー系商社とは違ったアプローチで世界中のマーケットに対峙しています。世界中から商材をソーシングして海外に販売する三国間貿易にも強みを持ち、お客様の幅広いニーズにお応えしています。また、長らく北米と中国の拠点を軸に事業展開していましたが、2011年より他地域へ海外拠点の拡大に着手。お客様との資本提携や買収、ゼロから新たに海外現地法人を設立するなど、2022年には合計で44ヶ所の拠点を擁しています。

渡邉 世界中の青果物や冷凍加工青果などを輸入し、国内の卸売市場や食品メーカー、量販店、外食産業などに販売するのがアグリ事業です。 高度経済成長期にサンキスト・グロワーズ社の総輸入代理店となったことから、現在でもレモンやオレンジといった柑橘類の輸入でシェアトップクラスを誇ります。冷凍加工青果に関しては、原料供給だけでなく製品に至るまでの提案を強化し、小売・外食産業と連携して商品開発を行っています。また、今後の成長戦略の一つとして直近では産地開発にも着手しており、特定の農産物のニーズが急騰した場合でも国内外に食材を安定供給するために、柔軟に新たな仕入れ先を開拓するなど新しい取り組みにも力を入れています。食のインフラを守ために、生産国と日本の法律・規制を考慮した上でスムーズに取引をはじめられるよう、情報収集や交渉を行っています。

玉津 アメニティ&小売事業は2000年に新規事業としてスタートしたビジネスです。
BtoBが基本ですがよりよい商品開発につなげるためにBtoBtoC、BtoCにも取り組んでいます。具体的には、海外のユニークなブランド食品の輸入販売、シーズン・イベント商品の企画販売を軸としたピーキューブ事業、メディカル・サプリメントの企画販売を行うナチュメディカ事業の2事業を展開しています。単なる輸入食品商社からお客様の課題に対してソリューションを提供する事業へと変革、今も成長を続けています。

- 100年以上の歴史があるWismettacグループは、世界中のネットワークやナレッジといった豊富な事業アセットを有しています。どのような面でこの強みを発揮していますか?

福井 まず、各国の拠点が我々の情報網にもなっているため、市場のトレンド他、食品規制や法改正をいち早く仕入れられるというメリットがあります。例えば、アレルギーは世界中で大きな問題となっており、それにともない法律や規制が日々アップデートされています。世界各国の食に関するルールを管理するフードセーフティ部門と連携し、国ごとの安全基準を満たした安心・安全な食品を扱うことで信頼を得ている事は大きな強みと言えます。

渡邉 青果物はその年の気候や条件によって作物のでき方が変動します。例えばオレンジのシーズン開始が遅れており、サイズは小ぶりという状況であったとしても、Wismettacグループはこれまでのナレッジから予測し、最適なアクションをとることができます。どのような状況下であっても安定供給し、食のインフラを守るという使命を果たす上でも、私たちのアセットが大いに役立っています。

玉津 アメニティ&小売事業は、常に新たなアセットを築き上げているといえるでしょう。毎年、小売店と協働してシーズン・イベント商品を企画開発したり、店頭での陳列、販売方法に海外サプライヤーのエッセンスを加えたり、現場での知見を元に海外サプライヤーと開発を進めたりと試行錯誤を重ねています。それらを繰り返し行うことで他の事業や新規事業にも活かせる様ざまなノウハウを蓄積しています。

CHAPTER 02

サステナブルな食のコンテンツを開発し、
新たなマーケットを開拓する。

- 食に関わる意識や環境が大きく変化しつつあります。その変化をどのように捉え、それぞれの事業を展開させていますか?

渡邉 世界的にサステナブルへの意識の高まりは強く実感しています。特に「ゴミを減らしたい」というお客様の意識が高まっており、皮やヘタといったゴミが出やすく可食部の少ない青果物が避けられる傾向が見られます。そこで需要が伸びているのが、食べやすくゴミの出ないカットフルーツです。日本での取り扱い品目がまだまだ少ない状況ですが、食卓を彩り栄養バランスもとれるため、品目数を増やすための商品開発に取り組んでいます。また、少子高齢化の影響も少なくありません。生鮮果実の購買層は高齢者が中心で、若者は価格が高いことから手を出せていないということが調査から分かりました。安価で質の高い輸入果実を幅広く展開することで、子どもや若者世代の消費量拡大を目指しています。

福井 数年前はグルテンフリーや遺伝子組み換えがトレンドトピックでしたが、確かに現在はサステナブル、SDGsなど環境への配慮がキーワードになっていますね。特に欧米でその意識が高く、環境にやさしい商品の開発・調達は急務だと感じています。そのためにも、代替ミートを使用した商材やアレルゲンフリー商材の調達・開発にも取り組み、高付加価値の商品の提供に努めています。一方、日本のメーカーは工場設備が老朽化している場面も見受けられ、近年発展している東南アジアの工場に比べて、最先端の規制に対応した食品の製造に時間がかかるという課題があります。そこでメーカーに情報提供し、最新設備を導入して事業を発展させる提案も行っています。いずれにせよ、三国間貿易も駆使しながら適切な場所でニーズを捉えた最適な商材を仕入れ製造することで、サステナブルかつ安心・安全な食を提供し続けます。

玉津 環境にやさしいことはもちろん、身体にもやさしい商品のニーズが高まっていると感じます。特に日本のみならず、世界的に注目を集めているのがオーガニック食品です。無農薬の原材料を使い、SDGsに配慮した商品の支持が広がっています。私たちも、新たにオーガニック事業に参入しました。
日本でも需要が伸びつつありますが、実は商材の幅は広くありません。
そこでオーガニック商品を季節ごとに、新しい商品を提案することを進めています。
なかなか難しいことですが、当社だからできることかと思っています。
食のコンテンツを充実させることで私たちが市場を切り拓き、新たな食文化を築いていくという気概で、取り組んでいます。

CHAPTER 03

世界にソリューションを提供し続けるために、
テクノロジーを積極的に活用していく。

- 今後の事業の展望について教えてください。

福井 変化する食のニーズを捉えた商材の開発はもちろんのこと、アフリカやイスラムなど人口爆発が見込まれるマーケット向けの商品開発にも取り組みたいと思っています。また、単にモノを仕入れて販売するだけでなく、国境を越えた信頼できるパートナーと手を組み、お客様に安心・安全かつ適切な状態の商材をお届けすることをミッションと考えています。そのためにも、物流面の効率化が重要になります。日本でハンドリングしているコンテナ輸送と現地の卸を融合させて、世界各地に”High Density”なサプライチェーンネットワークを構築します。また、最先端のテクノロジーを積極的に取り入れ、物流のオートメーション化も目指していく予定です。

渡邉 アグリ事業には青果物や加工農産、冷凍農産など様々な商材を扱う部門があります。そして、チルドから冷凍、ドライまで多様な温度帯の商材を取り扱っているのは、Wismettacグループの大きな強みの一つです。各部門で築いてきたナレッジや商材、販路をさらに融合させることで、新たな事業機会を生み出していきたいと考えています。それにより、安心・安全な農産物を確実に安定供給する体制をより強固にできるでしょう。また、他企業が開発するテクノロジーと私たちの有するネットワークやアセットを組み合わせることで、新たな商品開発やマーケット開拓にもつながるはずです。例えばメロンやマンゴーのような青果物を、切らずとも中の状態や糖度をより正確に判別できる技術は、大きな需要があると考えています。テクノロジーの力でおいしい食を安定供給する、という視点で、これまでにない新たなソリューションも追求していきたいですね。

玉津 小売店様と連携してECサイトを構築し、将来的にはオンライン・オフライン問わず、お客様と接点が持てるオムニチャネルを実現するために、EC事業を進めています。それらの取り組みによって、アメニティ&小売事業が掲げる4つのコア・コンピタンスである「プレミアム・ハイエンドブランド」「輸入マス・ブランド」「オーガニック」「自社企画オリジナル」の相乗効果を高め、独自市場を開拓することも目指しています。「事業」と「マーケット」双方を成長、進化させることを目指しています。

- 最後に、学生の皆さんへメッセージをお願いします。

渡邉 入社から20年以上、様々な部門で多岐に渡る事業に携わってきました。同じ会社にいながら何度も転職したかのように、食のビジネスの多様性を体験させてもらいました。食品という分野の中であらゆる事業に関われるのが、Wismettacグループの魅力です。食に興味のある方、是非私たちと一緒に世界の食に貢献しましょう。

玉津 Wismettacグループには常にチャンスが用意されています。自分のやりたいことをやりぬく方なら、「挑戦し続ける」この会社で活躍できることでしょう。人生一度きり、Wismettacグループで私たちと一緒に、ぜひ自分のやりたいことに思い切りチャレンジしてください。

福井 若手には常々「どうせやるなら、面白くて儲かることをしよう」と伝えています。社員一人ひとりの自由な発想を、ビジネスにつなげられる土台がある組織です。老舗の食品商社から、真のグローバルソリューションカンパニーへと変わろうとするWismettacグループの一翼を担っていただける方とともに働けることを楽しみにしています。

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